突撃スタッフレポート

5日間 トップエンドサファリ

【ツアー前日】
ATSさんを利用させて頂きオーストラリアの色々な所に行っていますが、Darwinは初めてなのでとても楽しみにしていました。私達がDarwinに着いたのは6月22日、日曜日の午後。まず空港に降り立って驚いたのは、かなり乾燥していて日差しが強い。目がジリジリしました。この辺りではサングラス必須です。
空港からタクシーに乗ってDarwinCentralHotelにチェックイン。 大きなホテルで部屋も広く快適でした。荷物を部屋に置いたらシティ散策へ。しかし日曜の午後だからかお店もほとんど閉まっており、歩いている人もまばら。道端で楽器を鳴らしているアボリジニーの人も多く、ちょっと怖いくらいでした。 でも、気を取り直して楽しいと噂に聞いていたナイトマーケットへ行ってみる事に。シティから少し離れているのでホテルでタクシーを呼んでもらい、10ドル位の距離でした。
タクシーを降りてみて景色が一変。ここに沢山の人が集まっていました。この時期の日曜Darwinの夜、人はみなシティではなくここにいるようです。かなり規模が大きく、ビーチ沿いなのでとても気持ちがいい。沢山のファミリーがレジャーシートやイスなど持ち込んで寛いでいました。 アボリジニーの楽器ディジュリドゥを現代っぽく演奏しているお兄さんは大人気。聞いたことのない演奏で私達もしばらく聞き入ってしまいました。このナイトマーケットは音楽あり、食べ物あり、雑貨ありとかなりじっくり見ても楽しめると思います。 今夜の夕食をここで軽く食べ、明日の朝早くから始まるツアーに備え早めにナイトマーケットを後にホテルへ戻り就寝。

【1日目 Darwin to Mary River】

Darwinの夜明けは意外と遅く、6時40分にピックアップ予定だったので5時半に起きてみるとまだ外は真っ暗。そして朝と夜はかなり冷え、Tシャツ1枚では寒いくらい。6時20分頃フロントから電話があり、もうお迎えが来ているとの事。20分も早く来るなんてオーストラリアにしては珍しい。急いでチェックアウトを済ませ外へ。 すると大きな4WDの車と女性のガイドさん。彼女が今回のツアーガイド、ジェーンさん。25歳。オージー。背はあまり高くありませんがかなり逞しい。お顔はとてもかわいいのに。私達の荷物をガシガシ車に積み込んでくれました。今日泳げる場所に行くので水着は準備しておいてね。と言われびっくり。洋服の下に着てくればよかった。 私達の後も2組の参加者をピックアップし、1度このツアーの催行会社Adventure Tours Australiaのオフィスへ。そこでレンタルを予約していた寝袋の料金を支払い、契約書にサインをしていよいよ出発。
オフィスで合流した参加者も合わせ、今回のツアーは私達日本人女子2人、イングランド人の女医さん、ドイツ人カップル、ドイツ人ファミリー4人の計9人。 15人乗りの車だったので1人1人がゆったり場所を確保でき、この5日間快適に移動出来そう。寝袋で寝たりするハードなキャンピングツアーなので参加者はもっと若者ばかりかと思っていたのですが、ファミリーのお父さんは48歳でした。ドイツ人カップルも私たちと同じ位の年齢に見え、少し安心。 1日目の今日はまずはLitchfield National Parkへ。カフェで朝ごはんを食べ、2種類のアリ塚を見学。
Magnetic Termite Moundと呼ばれるアリ塚、平たい面が強い日射しを避けるため磁石のように正確に南北方向を向いているためMagneticという名前がついたそう。 もう1つはCathedral Termite Moundと呼ばれるアリ塚。こちらは教会の大聖堂の様に見えるのでこの名前がついたそうです。私達の身長の3倍はある大きさ。小さなシロアリがこんなに巨大なものを作るなんて。とちょっぴり感心した後はFlorence Fallsへ。 乾季ですがちゃんと滝になっていました。滝壷に向かって歩いている途中ロックワラビーに遭遇。小さくてかわいいー。滝壷に到着すると、ちょっと寒いですが早速のスイムタイム。
私は寒いので水に入れず。でも水が透明でとても綺麗。しばらく泳いだり、滝の写真を撮ったり、おのおの自由時間を楽しんだ後は次のスイムポイント、Buley Rockholeへ。 ここは陽もさんさんと当っていたのであまり寒くなく、階段状にいくつもある滝がまるでジャグジーの様で、とても気持ちの良い所でした。 1日目にして午前中に既に2回も泳いだのでお腹はぺこぺこ。朝ごはんを食べたカフェに戻り、持ち込んだパンとソーセージでドックを作り外でランチタイム。
自分達で使った食器はちゃんと自分達で洗ってしまいます。ヨーロッパの参加者が多いのですが、食器の荒い方はオージー流。たっぷり洗剤をつけて、それを水ですすぎません。郷に入っては郷に従えということなのか、それともヨーロッパでもそうなのか。この食器を次回の食事でまた使うんだなーと思うと、出来ればすすぎたいところですが水は大切に。 お腹もいっぱいになり満足したらまた移動です。赤土の道と周りの緑、青い空に綺麗な白い雲。車の揺れで気持ちよくいつの間にか眠りに落ちてしまいます。 途中バーに立ち寄り、ここで夜に備えビールとワイン3本確保。その後Mary River Wetlandsへ向かいます。
みんなでボートに乗り込み、約2時間のクルーズ。テーマパークのアトラクションの様でしたが、とにかくスケールが大きい。ワニと鳥達の天国でした。 ワラビーやブタも見つけました。ガイドさんが陸で休んでいるワニを見つけると出来るだけ近づいてくれるので迫力満点。小さいものからものすごく大きいものまで沢山見ることが出来ました。 全く動かないワニに「観光客を喜ばせるための置物なんじゃないの?」と友人が悪態をついたと同時にワニがものすごいスピードで走り、川に飛び込んだ時は本当に心臓が止まるかと思いました。動かなくても置物ではありません。気を付けましょう。
ちょっと長めで最後の方は眠くなってしまったクルーズを終え、Point Stuart Wilderness Lodgeへ。 ここが本日のキャンプ地です。食堂となる大きめの小屋のほかに2人用の小さな小屋がいくつかあり、その小屋の中で寝袋で寝ます。網で四方を囲ってあるだけですが、屋根もあり、蚊に刺される心配なし雨の心配なし。もちろん電気もなし。懐中電灯が大活躍です。 夜中でも電気がついている水洗のトイレとシャワーはありました。ちゃんとシャワーが浴びられるのはうれしい。でもちょっと離れた所にあるので夜中トイレに行った後、ちゃんと自分の小屋に帰って来れるか心配です。
みんなで協力して荷物や寝袋を車から降ろしたら今夜の夕食作り。メニューはカンガルーとバッファローのBBQとサラダ。キャンプって感じです。 ドイツ人ファミ肉を焼いてくれました。バッファローは予想通リーの弟ニアス君が率先しておりのお味、カンガルーは硬かったのですが、疲れてお腹も空いていたので何とか平らげ夕食終了。 ビールの空き瓶で蚊取り線香をたいたものを用意し各自の小屋へ。オーストラリアの蚊に刺されると、とにかくかゆく、痕がなかなか消えないので細心の注意が必要です。でも蚊取り線香って日本だけのものだと思っていました。夕食の時ワインを飲んだので夜中にトイレに行きたくなりそうな不安と戦いつつ就寝。
1日目からスイムポイントが2箇所もあり、かなり充実したツアー。明日も楽しみです。

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